くるくるくるくる



泣いたり笑ったり.....Short #03



 アーモンド型の瞳はどこか悪戯な
キミの心を映し出すそれは
それでも優しい瞳をしているよ。

僕がキミを好きになったのは
そのふっくらとした唇に、ちょっとつり目ぎみな大きな瞳。


「何を見てるの?」
「なんでも。」

 ちょっと会話が途切れると、僕はキミを凝視してしまう。
隣で本を読むキミの髪の毛をいじりながら、唇を撫でるのが僕のいまのお気に入り。

「やめてよ。くすぐったい。」
「ああ。ごめんね。」

 そう言いながら、僕は髪の毛を撫でる。


 本を読んでいてフイに涙を流すキミにぎょっとする。
 テレビを見ながらヒロインと同じ顔になるキミに心が和む。


 ほんと。忙しいねキミは。


 怒って、笑って、泣いて。

 くるくるくるくる。
 変わる表情は、いつでも僕を楽しませてくれて。



 僕はキミをほっとけなくなるんだ。



  ねぇ、それって計画的なの?


   泣いたり笑ったり。ほんとにキミは・・・。









あたし的な恋愛論その2(笑


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